2025年3月2日(日)、富山国際会議場で開催された市民公開講座「がんと健康を考える AYA世代がん患者が自分らしく過ごすために」において、Colorsの樋口代表が、がん専門看護師及び患者会として登壇いたしました🌈✨

樋口代表は、「AYA世代のがんを取り巻く環境に」とのテーマで、AYA世代のがんの概要として、AYA世代とは何か、AYA世代のがん患者数が全がん患者数の中で2.1%と非常に少ないこと、発達段階であるAYA世代の悩みとしてどんなものが多い等を説明したほか、全国にもAYA世代を対象とした患者会があるが、Colorsは地方としては規模の大きい患者会であり、患者会は、悩みの共有がお互いにでき、不安を和らげる支えになっているなど説明しました。
このほか、富山大学附属病院の島 友子先生からは、主に産婦人科医の観点から治療によって生じた問題に関してどのようなアプローチがあるか、また運動が大事であること、AYA世代の在宅医療についての問題については、やまだケアホームクリニックの山田 毅先生から「ほかの都道府県でできていることから富山でもできないわけではない。制度を作るために強く声を上げていく必要がある」との提言をいただいたりしました。
また、がんノートの岸田 徹さんからは笑うことの大切さを自ら伝えるべく、笑いを交えながら自身の体験談をお話いただき、AYA世代は経済的に困りやすく、情報を必要としていること訴えていたいただきました。
最後に、本市民公開講座では富山県健康課の方もディスカッションに参加いただき、AYA世代の支援としてどのようなものを考えているかという質問に対し、「県としては少しでも新しいものをとっていければ」、在宅医療、子育て中のAYA世代支援として「様々な県の施策に繋げれば」、AYA世代がん患者は「サポートが必要。少しでも患者さんの資することになれば」とのお言葉をいただきました。
AYA世代がん患者の支援は、AYA世代がそれぞれ個別の悩み、事情を抱えてており、個々に対応した支援が最も必要とされるところではありますが、周知不足、制度の狭間、経済的課題などみんなで声を上げていかなければならない課題をこの市民公開講座で共有できたような気がします💪
今後も、AYA世代の仲間のために、声を上げていくべきところは声を上げる活動もしていきたいと思います。
なお、この市民公開講座はAYAweek2025イベント参加をしており、ご参加いただいた方、本イベントを今後も続けてほしいと賛同していただける方は、是非投票フォームから投票をお願いしたく思います🌟
投票が富山の患者会活動の励み、患者支援にもつながりますので、よろしくお願いいたします🙇♀️🗳️
また、3月4日(火)「ほほえみサロン」に参加された方も、よろしければ上記投票フォームから投票をお願いいたします🙇♀️🗳️

公開講座後、岸田さんとNAGAYAの代表の中尾さんと🌈✨
さらに、一緒に旬の魚のお寿司を食べに行きました🍣💖